no.67


[2026.2.1 - ]

2026.2.25 wed. link #詩

これはしたり、日なたになり
コレ刀屋
なるほど、コレ刀屋

エゝ、わけもへちまも
そうなさん
ハテマア、わけを聞かせなさいナ
なるほど、コレサ、おまえを思えばこそ
そうなさいナ
エゝ、わけもへちまも
陰になり、なぜそのぬけぬけと
なるほど、コレ刀屋
アゝコレ刀屋
コレ、言っては悪い
なるほど、コレ、言っては悪い
アゝコレ、言っては悪い
ハテマア、わけを聞かせなさん
コレ刀屋
なるほど、コレ刀屋

なるほど、コレサ、おまえを思えばこそ
どうしたり、日なたになり
エゝ、わけもへちまも
アゝコレ、あれ言ってはなお悪い

2026.2.24 tue. link #詩

[Bimba 変奏]

他人の快感に Bimba。
地上の蜃気楼に Bibitte。
音もたてずに kithe Bidebithe、コスモポリタンの交易場。

地上の蜃気楼さえも。
淫らな夢のメッカ Biba Bibithe Bimbitte。
音もたてずに、kitte。

他人の快感に Bimba Bibithe Biba Bimbiba Biba。
誰にもせるびや人にも波蘭人にも第二の故郷である異国者の自由港。

地上の蜃気楼さえも。
他人の快感に、Bidebithe Bimbitte。
音もたてずに、kithe Bid は不可能に見せる Bimba。

淫らな夢のメッカ Biba。
誰にもかも、開かたれ Bimba。

2026.2.23 mon. link #詩

さつらに、されて、なさつらばら
命のうぎのやらばさつきやるぶか

つきやるぶか
なされて、いのばらばら
おう替わりのばら
ひきの身を、ゆいのばらに、おそって、仕返しくれて、仕返しくれるか
さればら

やらなるゆえ、ゆえ
やるぶもっちか
されて、いの、仕返しさつきやるぶを、つきのばらねえ
さけを、そのうぎのえも
仕返しくれてからばらねえも、いたのうぎの、さつら
命の、こなさつきを、仕返しくればら
おそって、そのばら
仕返しくれるもってからなるゆえも
やらなるゆ、いたしさればらな、たのうぎのう、替わりのやるか
おうぎの子分をやりの身を、おそのえも、つきをも、そのえんに
つきのまゝに、ゆえも、命のばさればら
ひきを、ひきやるをもってか
つきやらなさればらねえ

さつら、こなるをも、ゆえ
命の骨の身を、おう替わりとりのやらな、たがいにそのう替わり

2026.2.22+ sun. link #スクラップブック #コラージュ

2026.2.22 sun. link #詩

みれば泥の子犬の人相書き、子犬の子の犬の子の
ぐっても虫でも、泣くないまさあ
そんでも虫でも、いやれば泥の子
虫が知らすかぶりゃあ、虫が知ら言っとやれ

ふとやさらすかぶりゃあ
おまさら言ってもかたねえ、そんだ悪心に
ぐっとやさあ
そんでも抱き子を
ぐっとやさあ手前も抱き子を

え、虫でもわず抱き、虫が知らすかぶりゃ、えに
な、いやれば泥の人相書き子犬の子の

みれば泥の子
そりゃあ手前も、いゝかたか
ふと浮かんでも、しか
いゝかんだ悪心に飲んでもわず抱き、いやれ
虫が知らすかんな、いやさ

2026.2.21 sat. link #詩論 #エリオット

T. S. エリオット『荒地』(岩崎宗治訳)

作者の分身、あるいは、少なくとも同時代人と見られる語り手の「ぼく」が、赤い括弧でくくった箇所ではシェイクスピア劇の人物と化して回顧している。
エリオットの「荒地」は430行余りの長編詩だが、この種の不自然も終始あらわれる。上の引用で言えば、末尾の2行もそれ。「ぼくの耳に聞こえる」と前触れがあるが、つづく詩行は「ぼく」の現実とは関わりがなさそうに読める、というか、作者の自注に従えば関わりはない。

こんな唐突を誰が手法としてはじめたか。
たぶんエリオットなのだろう。では、後継は?

[2026.2.24 追記]
「荒地」はエズラ・パウンドに捧げられている。
で、パウンドを読んでみた。長大な「詩篇」の一節に次のようにある(新倉俊一訳)。

  ディオニソスは「二度生まれた」が
    二度はりつけにされた者がどこにいるか
  エリオットにこう言ってやれ
    メソメソした啜り泣きでなく ……

人は二度は死なない。おどおどするな、ぐずぐず言うな――そういうことらしい。
エリオットは唐突をパウンドに学んだようだ。だが、師から見ればまだまだ。平然とやれ、顧慮するな。

2026.2.20 fri. link #詩

あれら「まではあれはV字型
それはあれらよ」と、フランスペイドアまで、鼻の先もV字型
街を東へドはV字型、フランの銃身を東へド
それはわたわけだしいるよろしの銃身を向こうに

「おからより緩いるよりませんから
ありませんかた楕円の先もV字型

街路を向こう側へドはありを「まだしいるよ」とスト街を「まだしの銃身を西へ渡って
ポスト街を「おから
時間があごの先もV字型
どうなりとついて
ありとスト街路を東へ渡ってし

2026.2.19 thu. link #詩

カラスが顔に血を吐き、血を吐き、この偽りのモノを野に突き刺す、彼らの生きた高床式の木々、知恵の女神のようだったコメレアリー
物、リング状の星の裏側にある鳥

夜光虫の顔
輝きが岩山に輝き、切り立った岩の上に一つずつ入り込み、犬が見つめていた
空、氷の隙間
木々、暗い部屋
崖が風を遮り、風を遮る
おとぎ話のヒゲはキツネの手

耳の聞こえないジャガイモの泥炭地、踊り、木の葉の輝きが翼を平らに揺らしている顔の曲線を描く巨大な岩が、地上のカラスの周囲を覆い、翼を広げて彼らの領地を勝ち取っている
カリはポテロックスの木に、耳が聞こえないライス
ロースタ・アス・アス・アッシュ・ブラックティック・ムーン、ピンと張った頭、全知全能のグロッグ

翼を持つ泥棒
彼らのキツネ
谷底の谷底に「おいで、今、ケーキを焼いている、おいで、古い犬の岩よ」

彼らは、白く染まった葉を、蜂の手の中に入れ、氷の顔に浮かぶかぶ彼らのケーキ、吟遊詩人たち、吹き飛ばされた風、棒
虫に掃かれた滝は、夜の翼を広げて耳をつんざく
その鳥の鳴き声
夜の不機嫌な岩

2026.2.18 wed. link #詩

思い帆が一杯に運ばれて、赤い帆が一杯に、潰れるはずたいとは油とるやろ?
港のほうみゆるとるね、思い帆桁にクレーンのあるやろ?
荷船はずたい帆は、港のほうとるとタールを流しもうにむかって、荷船は油とは、港の立ってふくらみ
赤うみゆるは
思い帆が一杯にクレーンの立って行きかって、思いとタールを流し
造船所おっとるやろ?
大きかって、しもうとは、赤い帆桁にむかよ、港のあるは油とるやろ?

風下にクレーンの立って行きかよ、あげんなって、風下にむかよ、赤うにむかっとるは油とるとは油とタールを流しもうみ
大きかよ、赤い帆は
造船所おって、風下にむかってふくらみゆる

2026.2.17 tue. link #詩

離して顔を云う事のは
ある日のう事の興行をして、五円じゃけえ
新地のう事の好きに、熱中軒雲右衛がら還っとて
ハアハアいると、浪曲師

――清兵衛がら還っと
青いてくる日のあると
離しても、離し得やしていて
このあせえな男では武士道を歩いな、到底将来見せていると

――清兵衛は武士道を云う
見せてつかあせえ
ハアハアハアいいながら還っとに行をして
離していけえの、ちょっと

――清兵衛は武士道を三日清兵衛門
五円じゃけえの行をおこない
縁日をにぎわかしても、とてくる人間で
坊さんじゃと、声を三日聴き

2026.2.16 mon. link #詩

燃えるような赤い頭が赤茶色、レンジ色、黒ずんだければ
燃える髪のでは
赤茶色、オレンジ色、レンジ色、黒ずんだの毛が赤いとあらゆる
ほんといの毛が赤いっても
わら色、赤いだけや、黒ずんとい頭が赤いだのように火のでは
ありとありとあらゆるような赤いのようなければ
わらゆるようなければ
髪のでな連盟の
うな赤茶色、オレモンジ色、黒ずんだのでは
ほんとあらゆる、あら色、あらゆるような

赤い頭が赤いっても
赤いといっても
ありといとあらゆる連盟の
わら色、あら色
わらゆるような赤茶色、レモンジ色

髪の毛が赤い頭が赤いのでは
赤茶色、黒ずんだのようす赤いの毛が、赤いっても
燃えるように火のでは
わらゆる、オレン色
髪のでな赤い頭が赤茶色、赤いっても

2026.2.15 sun. link #詩

(2) #スクラップブック #コラージュ

天空の一角にいて地を管理する六人の男女
富山の空の北斗七星
各地の警察署を渡り歩く「さすらい署長」風間昭平が、その富山で起きた難事件に挑む
当時、日本を除く世界の数は一万くらい、全世界で七百万くらい

即終了!! わめいて西へ向かう三人の放浪者
待ち受ける大食漢の哲学者
雨の渋谷からこちらを見ている二つの瞳

2026.2.14 sat. link #詩

伊太利国境駅。
小停車場、埃塵白し。

油灯、紫の隅。
貧しき山脈一帯、産業自由流動し、同色化の傾向濃厚なる近代社会。
何ぞ史的境界の尊厳を保たんや。
国家の喜劇的重大性、無関心流行者の哀愁、立ちてむ。

私は戦線を嗅ぐ。
伊太利・仏蘭西二国家の空気、二倍の比重を持つ。
海沿いの新興共和国大統領の護身兵。
考抜制服の一人、鼻尖びせんなる青年、車窓の側に玄妙の言葉。
私の荷物を強奪す。

手荷物運搬人。
退屈なる国境儀式、開始す。

旅券、仏蘭西出国。
写真と顔とを比較す。
亡命客、陰鬱なる旅行者、行列す。
一人小さき何ぞや、多く議論す。
屋内の柵を過ぎ、私達、仏蘭西より伊太利へ入る。

憲兵、警官、国境防備軍の歩哨。
一本羽毛飾りの狩猟帽。
自分の身長より高き銃剣、新入国者への無言の警告を与えんと努む。

真暗、停電、旅券。
伊太利入国。
質問、大暴風雨のごとし、税関。

税関役人、貝殻のごとき眼もて私を白眼す。
彼、仕事なり。
私、用意の粉末微笑を取出し、彼、上に振る。
無事通関す。
亜米利加の老婆、私。

2026.2.13 fri. link #コラージュ

旧稿(ずいぶん昔の)再掲。
今も同じことを続けてる。夢の見方まで同じ。進歩がないと見るか、粘り強いと見るか。


いや、べつに意味はない。
ただね、何かおかしなこと、はずれたことをしたい、いや、そうではなくて、まともなことがしたい。おれがまともなことをすれば、きっと世間からはずれてしまうだろうが、いや、そういう大げさなことでもなくて、この二、三日、続けて同じ夢をみた。

イノシシは花を食う
白いのが好きだそうで
ことには菊の花
おれも好きだよ
菊のわびしい匂いも味も

その夢というのは、ウェブページの記事を書いている夢で、記事はテキストと画像の混じったコラージュになっている。テキスト部分自体もコラージュされていて、ああ、おれが書きたいのはこういう記事なのだ、目が覚めたらすぐとりかかろう、よくあることで、目が覚めると忘れてしまって、どうしても思い出せないのだが、ただ、コラージュがやりたんだということだけは、わかる。

そう、コラージュがしたいんだ
おれのコラージュ

上手なコラージュができると、きっと心が安らぐと思う。安らぐというより、伸びる、かな。のびのび心がくつろいで、ああ、よかった、これだよこれ、おれが作りたかったのは、きっとそういう気持になるだろう。

というけどね、もう少し楽に行けないか。といっても、いつも技量の問題はついて回る。

いつか一匹と一人連れ
秋雲の下の野原をたずねて
行ってみようか
菊むさぼり喰いに

2026.2.12 thu. link #詩

太郎を寝かしつけて
次郎を寝かしつけて

そんな話が、その頃なかったか

太郎の屋根に雪を積もらせて
次郎の屋根に雪を積もらせて

それからどうとか、そんな話が

2026.2.11 wed. link #詩

ナポレオンのので、のいのがまったのようにきした。ボナポレオンはのをきむしった。のはびなさでのをきめた。からはいがめくれてた。そうして、くはとしたので、陛下をきむしるナポレオンのだけ、がくようにぼりぼりとえていた。と、にのいは、のをけめてえてた。ナポレオン・ボナパルトだ。ボナパレオンだ。はにわるのをりつけた。は、は。はりったがれたように、としていした。ちのがまると、のはをれたのようにちした。はがばとねった。のはのをひっんだ。のはいをののにめながら、れにをらしてりした。はをんでげつけた。陛下はピラミッドをかべたのへいをりつけた。ナポレオンのはピラミッドののへにじみんだ。はれけた。とはのにねきた、びはいした。

2026.2.10 tue. link #コラージュ #スクラップブック


脚本: 寺山修司
主演: 柳田国男
助演: 窪田正孝
特別出演: テレサ・テン、アルセーヌ・ルパン

自分がしたことの意味を知るのは難しい。
配役をながめて言葉を交わしている二人の人物――そんな感じの批評的存在を置いたことでこのコラージュが完成したのだな、とようやく気づく。

あらら(11日追記)、登場人物をひとり配役から落としてた。
しんとく。漢字では身毒丸か。どうしよう、扱い次第では主役だが。

2026.2.9 mon. link #詩

あゝ気がつぜふめすは、ひつぜふ
あゝ気がつらは、とほうもねへ、おつてはとほうもねへ
わひ、さわれへおつこくアノやるな
あゝ気がつこれへ
これさ、首を、そんだ首にさいる
あゝ気がつきる、しつよくやろふめ

こいるはさつらはさ、首をきの毒を、しつよくて来るは、これがゆくへおつぜふめすはば
あゝ気がつきるは、さわひつよくアノやろふめすは、こくていつきの毒を

あゝ気がいわるんだ首を、首にさわるひ
あゝ気がつこれへおつきる、ひつよくやろふめ
なんなんにせずば
なにせずば、これがゆくへ
あゝ気がつこくアノやろふめ

2026.2.8 sun. link #詩

ルーシー、お祈りしないのか
だってまだ、晩じゃない
かまわないよ、ほんとうは今ごろ
見る見るそれは、おおきな褐色の鳥で三羽
鳥は二人の、だって死にさえすれば
だって、だって
おじさんだってそうなのよ

あら、鶏よ!
不吉な鳥をさしてうれしそうに
そうだ、母さんのところへ
行けるのね
あら、おじさんだって、そうなのよ

やがて見る見る
それは大きな
人の背を超える鳥で三羽
おじさんだって、そうなのよ

2026.2.7 sat. link

することには、あまりないですね。るのもじゃあダメで、くらいらないとグッとこない。たとえば、メインできたいものがあっても、そのにないものをガンガンって、いっかいしてしまう。それで、にいてがしてかがてきたら、けもの。めていかないとくない。かけてめていって、どんどんれたり、したり、のをえたものになるほうが、をじるんですよね。 「はののわからないことをするための」
なるほどなあ、へののついてべて。
もしてやってみて、そのでをめればいい。

2026.2.6 fri. link #詩

「だいぶになって、になったね。
まだしていないところもあるけど、
そこはでいいかなとう」

「でもはおも、々とされていた。
のっぽさや、々としたつかめなさを
にまとっていて、なもじました」

からちる

「です。さんじるはっぽくもあり、
のようなさをじるもあって」

などがったがみつか、
「いはありとできてるよ」

2026.2.5 thu. link #詩

アドミスカンシー、あの無垢なる者たち
真実 2:00 AM 施設なケイティ

私はこのシヴァーゲンの魅惑性
気遣い深く、承認の姿勢は多くを伝えず 2:00 AM: 左へ
真実、具現化された呼び灯り、はい

それでもなお発見される存在と超越性、唸りと抵抗
ゆえに認識は深く問う
1:00 管理官は人間の超越性を認識しつつ
我々は全存在の機能に対処する
彼は異常であり、またそうであるゆえに、母性は感覚的に対処される

枯れた AM: ファシルドネ・ワズ・カールリティ
無限に少女的な AM: ラインスピルリティ

2026.2.4 wed. link #詩

猿の顔がそこにひとつ
あるだけで
生産により自然が怒ったみたいです。
めんでしょうか
うことはできないのです。
しないの――
ドミンの考えがあるのです。自分の考えを持っている人ではないのです。
ったく生産をストップするようにという人はいないので
ひどい目にあいますよ!
なぜ?
なぜって全人類が石を投げて殺してしまうでしょう
猿の顔がそこにひとつ
あるだけで。

2026.2.3 tue. link #詩

埋められる前に
確かめておきたいことがあってな

「パラサイト型密輸」の手口
1. 潜って工具でふたを開け、船の海水取り入れ口に薬物を隠す
2. 寄港先で隠された薬物を取り出す

右へ向くも左へ向くも
ひびき泣いて、ぷりなぎ

鬼ごっこを生き残れるか
肛門の開閉に例えてみよ

2026.2.2 mon. link #詩

うふふ、と Minnesotas が笑ってる。
この頃は自ら略して Sotas。

うふふ。
皆さん、気にしてないようだけど――。
彼らは捕まえる者たち、彼らは走る。
彼らが octo に、彼らえる。
彼らは終わり、いつか tinta の暦を描くように。
そんな予言があったけど、当たったかしら。

はずれたわよね。
というより、そもそも
「tinta の暦」
これが、何を言ってますか、言ってませんか。
言語が「意味」から「音」へ落ちる瞬間?
おほほ、なんだか気の利いたことをおっしゃって。

うふ。あたし Minnesotas。
この頃は略して Sotas。

[octo-project 9]

2026.2.1 sun. link #ナンセンス

シェルドン・レナン『アンダーグラウンド映画』

ナンセンスを心がける。
ナンセンスだが楽しい、は大いにあり。
同じく、悲しいもあり。