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2011-04-12
歌謡曲原理主義

Noisemaker Jam from emergencyofstate on Vimeo.

このごろ、耳に入ってくる洋楽が、どれも歌謡曲っぽく聴こえてしまう。
きのう聴いたこのビデオなんかは、いきなり音頭である。歌謡曲以前である。
作った人は、アメリカ在住、たぶんアメリカ人だろう。
それが歌謡曲や音頭に聴こえる。
八木節とか歌いたくなる。
どういうことか。
音楽が変わりつつあるのか、自分が変わったのか。
たぶん、何を聴いても歌謡曲として受け止めるように、自分の耳が進化したのだと思う。
退化じゃないかって? いや、いいですよ、そう理解してもらっても。

あらゆる音楽は歌謡曲である。
自分が若いころ聴いていたのは歌謡曲ばかりなので、音楽的感性がそこにもどりつつあるのだと思う。というか、一歩も出ていなかったのだが。
まず歌謡曲がある。それに何かを足したり引いたりしたものが、その他の音楽である。