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電子技術によらない高性能な義指 X-Finger


フロリダの Didrick Medical という会社が、 電子回路やサーボ機構のないシンプルな仕組みの義指 X-Finger を商品化した。 X-Finger のユーザー (装着者) は、 残存する指の根元に力を入れるだけで、 その圧力によって本来の指のように曲げたり伸ばしたりでき、 ゴルフクラブを握ったり、 キーボードを叩いたり、 楽器の演奏まで可能という。 ロボット開発の本流はソフトやハードの精密化にあるが、 単純化の方向にも大きな可能性があることを示す例だろう。

- Mechanical Fingers Give Strength, Speed to Amputees

創業者の Dan Didrick 氏は怪物のマスク作りでスタートし、 一時日本に滞在して映画の製作にかかわろうとしたが、 「ゴジラの指を作るほどのキャリアを積むことはできなかった」。 Didrick 氏は工場の密集する川崎あたりにいたらしく、 指を失う工場労働者が多いことを知っていたとのことで、 たまたま作ったシリコン製の代用品が評判となって、 人工指を作るようになったという。 その後アメリカに帰ってから、 より高機能な義指を必要とする人に出会ったのがきっかけで解剖学や CAD の勉強を始め、 6年を費やして X-Finger の商品化にこぎつけた。

メーカーサイト。
- Didrick Medical - Home

-category 人工装具医療
[07-07-05]
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