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クレオパトラ不美人説の証拠物件から言えること
![]() クレオパトラは美人ではなかったという説をイギリスの新聞が報じたそうで、 その論拠になったのがこのコイン (上図)。 2000年前の古代ローマ銀貨に描かれたこの顔を評して、 とがったあごに薄い唇、 鼻も鋭角とぼろくそ。 硬貨の裏面 (下図) に描かれているのは、 クレオパトラと結婚したローマの軍人マルクス・アントニウスだが、 こちらもどんぐり眼にかぎ鼻、 薄い唇と、 映画 『クレオパトラ』 でエリザベス・テーラーとリチャード・バートンが演じたものとは大違いとしている。 ![]() - Cleopatra, Mark Antony no beauties, coin shows - asahi.com:古代ローマ銀貨、クレオパトラの美人論争に一石 - ロイター芸能ニュース - 文化芸能 でもですよ、 美人とか美男というのは、 時代や土地によって違うのではないか。 たとえば江戸時代の美人画を見ても、 現代の感覚からするとかならずしも魅力的とは思えない。 けれども、 これをもって、 江戸時代は美人がいなかったとか、 笠森お仙は不美人だったとか言えるか。 言えませんね。 クレオパトラのコインの場合も、 言えるのは、 ここには当時の美と権威のスタンダードが描かれているはずだということぐらい。 コインデザイナーは、 女王にふさわしい美的な肖像を追求したに違いないから。 -category 歴史、 アート [07-02-19]
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